先輩社員紹介
イナバで活躍している新卒入社の若手社員を紹介します。

文系でもイナバの工場技術系職を志望
R.Mさん 犬山工場 生産技術課 金型班 2021年4月入社
鋼板をフォーミング加工するロール成形機、プレス金型の製作及びそれらのメンテナンス業務に携わっています。文系学部の出身なので、入社するまでモノづくりの経験や知識はほとんどなかったです。私が所属している部署は理系出身者が多いのですが、仕組みを理解していることが前提で話が進んでしまうこともあり、配属当初は話についていくのに苦労しました。ですが、同じ文系出身の先輩から「大丈夫だよ」と声をかけてもらったり、丁寧に仕事を教えてもらったりと手厚いフォローがあったため、着実なステップアップができました。まだまだ未熟だと感じる場面も多いですが、先輩に確認しながらやっていた仕事が、自分の力だけで解決できるようになると成長を実感できますね。来年には新しく導入するターニングセンタ(旋盤機)と呼ばれる機械を任せていただけるので、今は様々な機械に触れながら金型の知識や経験を積んでいる毎日です。

成長の実感はイナバだからこそ
M.Hさん 犬山工場 システム管理課 2023年4月入社
製品を生産するために必要なコード番号、寸法、数量、作業などの情報を生産システムに登録する業務を担当しています。登録を間違えると在庫や生産ラインに大きな支障をきたすため、常に緊張感を持って取り組んでいます。配属当初の苦労は、生産システムの仕組みを理解するとともにコード番号の意味を覚えることで、更にはそのコード番号に紐づいた関係性も理解しなければならなかったことです。
就活中に訪問した犬山工場では、まず社員同士の雰囲気が良いなと感じました。また物置の印象が強くありましたが、オフィス家具も作っていることを初めて知り、「このお仕事に携わってみたい」と思いました。イナバの良い点は成長できるところかなと思います。先輩からは仕事に対して前向きに、自分で考えるように促されますし、失敗しても次に繋がる指導をしていただけます。最近は先輩の支えもあってミスも減り、自身の成長を感じています。

仕事の幅が広がるのは成長の証
M.Fさん 犬山工場 技術課 設計 2023年4月入社
製図専用ソフトを使用して金型の設計をしています。新入社員研修を経て今の部署に配属になったのですが、工場内で板金や塗装などのライン作業をやると思っていたので、技術課に配属されると聞いた時は驚きました。学生時代にCADを使用した経験はありましたがイチから図面をひいたことはなく、配属当初はちゃんとできるか不安だったことを覚えています。けれど、仕事を通じて少しずつ自分にできることが増えていき、実際に自分が設計した金型が形になったりするとやりがいを感じます。一人でできる範囲が広がると、自分の伸びしろを実感します。就活ではモノづくりの会社、自宅から通える範囲、日勤のみという3点に焦点を当て、製造業を中心に見ていました。実際に入社してみて、嬉しい意味で衝撃だったのは、車通勤だけではなく自転車通勤でも通勤手当が出るんです(注・支給規定有)。そういう福利厚生面も入社の決め手でしたね。

モノづくりの企業姿勢に共感
T.Tさん 柏工場 システム管理課 2023年4月入社
就活ではシステム系の仕事を探していました。他企業も視野に入れながらの就活でしたが、大学でイナバの求人を知り、「あのCMで有名な会社か」ということで説明会に参加しました。社内エンジニアの仕事があることを聞き、自身で設計してプログラミングできることに興味を抱くとともに、自社システム全般に、網羅的に関われることに魅力を感じてイナバへの入社を決めました。イナバの凄いところは、内製率が9割を超えているところだと思います。工場内の設備を自分たちで考えて設計し、材料を用意して何でも自分たちで作ってしまいます。勤務していれば身に付く知識以外にも、このようなモノづくりの姿勢は、学ぶことの多い会社でもあると思っています。職場は目上の人でも話しかけやすい雰囲気があって、風通しが良く、仕事しやすい環境だと思います。若い世代への声掛けや、コミュニケーションを取って気にかけて下さっていることが伝わります。

技術の蓄積と経験が凝縮されたイナバの金型
H.Tさん 柏工場 生産技術課 金型班 2022年4月入社
フライス盤と呼ばれる工作機械を用いて、製品づくりに使用する金型製作を中心に行っています。仕事で大事にしていることは安全に作業すること、精度よく作ること、効率よく作業することの3点です。特に金型は軍手の繊維一つで高さなどが変わってきてしまうので、そのようなミスが起きないよう慎重な作業は素手で行うほど精度には気を付けています。100分の1ミリ、1000分の1ミリ単位で求められるのは大変ですが、その分やりがいにも繋がっています。また、犬山工場から一部の生産ラインが移管してきたので、移管してきた金型を柏工場で使用できるように微調整する作業もしています。同じ会社でも工場ごとに作りに若干の違いがあって面白いです。イナバの良いところは世代関係なくコミュニケーションがとれるところ。部署間のコミュニケーションも活発ですし、仕事中も「わからなかったら聞いてね」と声をかけてくれるので、とても働きやすいです。

理系学部の学びを活かして
H.Oさん 柏工場 技術課 設計 2021年4月入社
製品の図面をもとに、効率よく生産・加工できるように展開図面を作る業務を担当しています。わかりやすく言うならば、サイコロの立体図面を開いて詳細な展開図にし、その展開図をもとに加工していくとサイコロの形をした立方体が出来上がる状態にする、という感じでしょうか。材料の切断や溶接箇所、加工手順、更には梱包用段ボールの形状に至るまでのあらゆることを想定して図面に落とし込みます。もちろん、ただモノが出来上がればよいというわけではありませんので、材料の無駄を省き、強度、組み立てやすさ、量産化や完成後についてもイメージします。理系学部で学んだことを活かせる仕事だと思いイナバを選びました。男性が多い会社ですが、もともと理系には女性が少ないこともあって気にしたことはありません。力仕事があれば周囲が手を貸してくれますし、仕事は先輩にフォローして頂けます。総じて面倒見の良い方が多い会社かなと思います。

周囲の理解 前向きな気持ちで育休へ
K.Kさん 富岡工場 製造課 塗装班 2020年4月入社
イナバへの入社を決めたのは、母校の先輩が勤めていたこともありますが、勤務形態が日勤であることは大きかったです。塗装班での自分の担当は、プレス加工された部材を塗装ラインの治具に掛けていく作業です。部材は大小様々あり、小さいものは6~8枚を一つの治具に掛けて塗装ラインへ流します。職場は世代に関係なく、非常に仲が良いと感じます。先輩はフランクな方が多くて話しやすく、職場も明るくて毎日の仕事を苦に感じることはありません。2024年4月に息子が誕生したときは、3か月の育児休暇を取得しました。お互い初めての子供で不安があり、生活にどのような変化があるのかわからなかったため、富岡工場の男性では自分が初めてとのことでしたが、周囲の理解もあって取得に前向きな気持ちになりました。育休中は子供の成長を見守ることができました。職場の育児への理解に感謝し、むしろ復職後はもっと頑張ろうという気持ちになりました。

図面から立体をイメージする
R.Iさん 富岡工場 技術課 技術 工機 2022年4月入社
入社前、強い勢力の台風が上陸したことがあったのですが、当時所属していた野球部の備品が飛ばされて無くなったりグラウンドに散乱していたのを見て、頑丈な物置で保管していれば防げたのでは、と思ったことがイナバに興味をもったきっかけでした。現在は富岡工場で生産しているガレージなどの部材を加工するために使用する金型の修理、メンテナンスをしています。平面的なものを立体的に考える必要があるのですが、自分たちが望む形に近づけるために頭を使いながら仕事をすることで成長を実感できたり、やりがいにつながっていると思います。また、部署の特性上現場のベテラン社員や他部署の上司と話すことも多いのですが、課内では一番の若輩者ながら皆さん真剣に話を聞いてくれるので、一緒に仕事をしていて気持ちが良いです。皆コミュ力が高くて話しかけやすく、いい意味で上下関係をあまり感じさせない職場だなと思います。

生活の中にあるイナバ、ここで働きたい
U.Nさん 富岡工場 総務課 2022年4月入社
総務課での業務は多岐にわたります。社会保険、給与計算、備品発注、来客やイベント対応、入退社の処理などを担当しています。1~2年目は先輩に教わりながらでしたが、3年目くらいから一つひとつの業務が繋がり始め、総務課のお仕事の全体的な理解が深まったように思います。また、請求書の処理、小口現金管理、振込依頼などの経理業務も一部担当しています。入社の決め手は富岡工場の会社見学でした。日常で使われる物置だけでなく、物置から派生して「新たな空間」という価値を提供していることを面白いと感じ、純粋に「この会社で働きたいな」と思いました。色々な場面でイナバの製品を目にする機会も多く、普段何気なく生活している中で、物置、オフィス家具、ガレージといったイナバの製品が、身近なところにごく自然に、当たり前のように存在していることを嬉しく思います。労務費計算や採用活動など、仕事の幅を増やしていきたいです。